第5話 深入りしすぎる逢魔が時への応援コメント
初めまして。
この度は『自作品への意見や提案がほしい方へ』企画にご参加いただき、ありがとうございました。主催者の島流しにされた男爵イモです。
一万字と少しの内容を拝読致しました。
ダンジョンを題材にした作品ということでしたが、その作り込みの深さによって類似作品との差別化を図っていたように見受けられます。ダンジョンにまつわるルールや、社会との関係性など。通常ならば、おざなりな説明で片付ける部分に言及していたのは評価できる点です。そのことによる弊害は後述しますが、作品からは独自性を模索していることが窺えました。作者様の創作への熱意には感服致します。
一方で、気になった点も二つほどあります。
一つ目は設定の多さについて。これは先に触れたことですが、やはり作品に盛り込んでいる設定の数が多すぎます。そのうえ説明文も長いです。少し話が進む度に説明という流れが延々に続くため、作品への没入が阻害されてしまいます。設定の数を減らせないのなら端的な説明を心掛け、不要な表現を省いていった方が良いでしょう。現状では小説というよりは設定資料集の色が強いため、純粋な物語を楽しむことが難しくなっています。
二つ目は物語のスピードについて。本作は上記の事柄も相まって、かなりスローテンポな作品になっています。それも先を読み進めるのが億劫に感じるほどに。私がこの手の作品に疎いせいもありますが、第3話あたりから読み疲れてきました。その大きな要因は、物語の本筋がわからないためです。誰がなにをするのか、どんな話が展開されるのか。そうしたことの匂わせは、序盤に用意するに越したことはありません。ダンジョンを題材にしているのなら、早めにダンジョン内を描写して物語の「起」を書くことをオススメします。現状の冒頭一万字の使い方では、本作の強みがわかりづらいです。
最後に、目についた範囲で誤字などの報告を。
第2話より:ダンジョンにⅿグル人王は増え続けている。→めまぐるしく?
第4話より:空中でくるりと回してで歌いに勢いよく突き立てたのだ。→胴体?
:全員の納得のいく金額にするのはちょっと厳しい→句点忘れ。
第5話より:丸めて縛ろ上げた蛇の皮を→縛り上げた
:石で膨れたのバックパックの上に積んで、→膨れた「の」は不要。
以上になります。
少しでも創作活動のお役に立てたのなら、なによりです。
作者からの返信
ありがとうございます。
やはりテンポの遅さがネックでしょうか。
最初の段階で設定を並べることで後での説明を減らそうと思ったのですがどうもうまくいきませんでした。
誤字報告もありがとうございます、どうにも見落としが多く恥じ入るばかりです。
以降、気を付けていくようにします。
第1話 どこにでもありそうな午前への応援コメント
>男児四に九通する項目
ダンジョンに共通する項目
流石にこの誤字は酷すぎませんか
作者からの返信
誤字報告ありがとうございます。
見直してるつもりなんですが……
今後とも何かありましたらご連絡ください。
エピローグ 魔法使いの平均的な一日への応援コメント
一部完結おめでとうございます、大変面白く読ませていただきました。
再開を心待ちにしております。
作者からの返信
ありがとうございます!
ここまで連日続けてこれたのは皆様が読み続けてくれたおかげです!
誤字の多い作品だったかと思いますが、お楽しみいただけたら幸いです!