第11話
俺は3年生になった。
3年生になって、お兄ちゃんも最後の年になった。
そして、新しい友達も、野球の仲間も出来た。
「よろしくな、」
「うん」
こうして、俺の代は3人になった。俺と一緒に入った大、そして平
これからは楽しくなると思っていた。
でも、やっぱり野球の練習は大変で、二人とも俺より上手くて野球も好きで、少し距離があったけど、良い奴で、俺は二人が憧れだった。
「優は、泣き虫だなぁ、本当」
平は、いつも俺にそう言う。けど、いつも一緒。入った時も、家の前でみんなで遊ぶ時も
「優は、もっと強くなれよ。つかあれようぜ」
大は俺達のリーダーだった。強いことも言うし、嫌なことも言う、いじめもするけど、根は優しく、話も面白い。妹のことを大切にしている。複雑な気持ちを持った友達
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