第4話　人変～ひとへん～

すれ違い人・びと

君に似た青い光を追跡


足が地面から離れていない

歩きが遅い

３ｍ後方僕は監視する

空気の密度が重い


僕は近づけない

僕は君に似た青い光の人・ひとの明日をみる


楽しそうに足もとが

地面から舞い上がる


３ｍ後方、明日の僕は監視する

また地面から舞い上がる

空気の密度が軽い


君に似た青い光の人・ひと

明日・君のhappyを僕は知っている





  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう！

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録（無料）

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る