名前を言ってはいけないあの感染症「陽性」になったので備忘録

しんの(C.Clarté)

名前を言ってはいけないあの感染症、陽性になる

※2023年8月、noteに投稿した話をリライトして再投稿。すでに全快してますが、最近友達が感染したと聞き(一年近く会ってないので私が移したのではない)、これまでの経過と体験談が誰かの参考になるかもしれないと考えて執筆・公開します。




▼2023年8月18日のnoteより。


名前を言ってはいけないあの感染症、になりました。

といっても、すでに症状のピークはすぎているので心配ご無用!

命に別状はないけれど、ちょっと「変わった感覚」をもたらす感染症かもしれない。以下、体験談メモ。


発症した(自覚症状あり)のは一週間前。

最初の3日間は、発熱38〜39度を行ったり来たり。

ただでさえ猛暑続きで(連日33度とか34度とか…)、自分史上最高体温を記録しているというのに、なぜか冷房や扇風機の風が不快でたまらない。


頭と体幹(体の中枢)はめちゃくちゃ熱いのに、感覚的な「暑さ」をあまり感じないというか。


それなのに、足および下半身は妙に冷えている。

これも不思議なんだけど、「悪寒」の感覚とは別の「冷え」感覚。

はたから見れば狂気の沙汰ですが、ウールのレッグウォーマーを身につけ、さらにをかけて自宅療養してました。


猛暑+高熱+厚着。


地獄のような光景なのに、なぜかつらくなかった。

ぬくぬくと至福の時間を楽しむような感覚に近い(だいぶおかしい)


初期の時点で「もしやコロn……、例のアレか?」と思いましたが、タイミングの悪いことに週末とお盆休みが重なり、近隣の病院・クリニックがひとつも開いてない!

高熱で寝込み、変な感覚を自覚しているものの、意識はしっかりしているし、救急車を呼ぶほどやばい状態ではない。X(旧Twitter)や報道などで聞き及んでいる「医療機関の現状」を考えると、休日診療をやっている救急機関に足を運ぶのも気が引ける。


となると、最適解は自宅療養か。





室温30度超。

体温39度超。


そんな環境で羽毛布団をかぶっている。


感染症以前に、熱中症で死にそうな環境でありながら、この時の私は羽毛布団のふわふわぬくぬくがひたすら気持ちよかった。


発熱4日目から段階的に熱が下がり始め、昨日は37.8度。

今日は37.2度。ついに回復のきざしが!


このまま全快しそうでありながら、前日からすさまじい咳喘息せきぜんそくが止まらない。最初は全然出なかったのにー!

咳のしすぎで胃液が逆流して吐きそうになるため、まともに眠れないし、起きていても落ち着かない。気管支が切れたのか、少量ですが血も吐いた。


ちなみに、消化器系から出血した場合は「吐血」、呼吸器系から出血した場合は「喀血」というらしい。


熱が下がり、回復を自覚していたので、今さら受診しなくてもいいかなと思ってましたが、咳き込みを鎮める薬が欲しくて、休日明けに発熱外来を受診。

念のため、検査をしたら「陽性(確定)」だったというわけです。

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