第15話 高野悦子さんに贈る言葉
田宮虎彦「足摺岬」
◎「のう、おぬし、生きることは辛いものじゃが、生きておる方がなんぼよいことか」小説 1949年(昭和24年)
「従軍慰安婦」「徴用工」、或いは「オレの叔父さんはヤクザ」と言っていれば、生活保護をもらい安穏に暮らせるような「歴史と日本社会に甘える人間」ではなく、在来種・純粋日本人として真面目に人生を生き、苦労に苦労を重ねてきた老お遍路さんの言葉ですから、重みが違います。
◎ 「極地にしろ砂漠にしろ、自分の力を100パーセント出し切りたいというのが、僕が冒険で目指しているもの。」
「誰よりも必死に真摯に生きたいと思っています。」
「ただ、一切妥協なく追求し続けていたら、その先に待っているのは不幸であり死なのかもしれません。」
関口裕樹 BE-PAL No.520 2023年10月号
◎ 「今後もVRなりチャットGPTなり、新しいテクノロジーの進化の流れは止まらないでしょう。でも、情報を鵜呑みにせず、ほんの少しでも自分で動いてリアルで広い視野を得ることは、生きていく上で豊かさを与えてくれるのではないでしょうか。」
「日常の中で新テクノロジーを受け入れざるを得ない子どもたちに、自分で動いて調べるのも大事だよ、と伝えたい」
「まずは五感で感じてそれから考える。そういう考える力の大切さを伝えていきたい。それはまた、生きていてよかったという、圧倒的な多幸感に包まれるんです。」
鈴木克章 BE-PAL No.521 2023年11月号
2008年 一人ガンジス川をカヌーで下る。毎晩、強盗に襲われ顔がボコボコになった。
1,990日間かけて日本の沿岸を手漕ぎで一周する。「日本列島の海岸線文化が誇らしい」
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