第7話オトコのムスメ
オトコのムスメ?
両性具有なのか?
俺は今、29歳になる地球の性別不明の人を抱いている。
泥酔していたが本能で動き続けた。
ダブルベッドの上で、背後から彼の両胸をまさぐった。
レディボーイ? 不毛の肌は、石鹸の微香を纏っていた乳房というよりは女性ホルモンによって膨らみかけた胸が痛々しかった。
ジョソーコ? 何せ乳首と言えどもこの前まで男性だった欠片を残して・・・。
指で摘める程もなかったからだ。
彼は脊柱起立筋をピクリ!とさせ小さくハァッと溜め息を洩らしたその刹那、女を抱いている錯覚に囚われたから俺は同性愛者じゃないと、確信した。
地球の女何丘未玲(なにおか みれい)から最上級な高知の女(なにおかみれい)まで、マグレでも上手く辿り着いたモノだと脳裏に翻りながらも俺は愛撫を止めないでいた。
小刻みにうち震え感嘆の単語を連発する頻度が高まって行く。
背後からの俺は彼に身を乗り上げ腹に敷きながら羽交い締めにして彼の項から白い胸に舌先を這わし、ピンク色の乳首を三つの指先で転がしながら、唇をすぼめチュウチュウと音を立てて吸っていた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます