白くしろく 淡くあわく
さらり
ひとひらの言の葉
ふわり
雄弁なる優しさ
しとり
はかなげに寄るゆび
とろり
偽り合うくちびる
いくばくかの紙を重ね
いくにちかの線を連ね
呼ぶことはない
名前などない
つつくことをやめれば消える
したたる滴は染み乾く
つかむことを おそれなければ
うごく吐息に世界は白み
凍える肌はくっきりと
白く白くしろく
淡く淡くあわく
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます