第12話「二人きり」
こんな日もあるだろう
繋いだ手を少し引いて
泣き出しそうな君と帰る
ほらあかね色の空綺麗だね
顔を上げてごらんよ
空はねいつも変わらずそこにあって
私たちを見守っているんだよ
どんな時もどんな時も
だから苦しいこと空に放てばいい
空行く風が苦しさも流してくれるから
今二人歩こうよ
明日の空へ向けて
流れる時間も寄り添っていれば
大丈夫だね
回る風車の丘
二人だけの秘密の場所
今日は何を話そう
なんでもいいね
言葉より何より
側にいるだけで心は満たされるよ
ずっと一緒に過ごそう
いつまでもいつまでも
日々のかけら集めて
想いを紡いで
二人だけの心を知っていこう
何もなくても
君がいるだけで
こんなにも幸せを感じるんだ
君に出会えて本当に良かった
恋にも似た想い浮かぶこの頃
恋だなんてそんな違うんだから
なんて照れ隠し赤くなってしまう
心に君が溢れて、自分が見えないよ。
流れる雲よ、私を白く包んでくれないか。
真っ赤になっていて、顔を見れないんだ。
愛を知らなくて、鼓動が慌てるみたいに
初めての恋をしてる
行けるかな二人の未来へ
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