翼はエクスタシアの町の中心、七色の雲が浮かぶ空の下、未来の時間を刻む巨大な時計塔の前に立っていた。彼の足元から突如、金色の蔓が伸び、彼を高く空へと引き上げた。驚きのあまり声も出せない翼を待っていたのは、空中庭園だった。

この庭園には、絶滅したはずの動植物が生息しており、中央には巨大な噴水が。その噴水からは、水ではなく、光り輝く星が溢れ出ていた。

翼（心の中で）：「こ、これは一体…！？」

その時、銀髪の少女、蓮が風に舞うように現れ、翼の前に立った。彼女の周りには、輝く蝶々が舞っていた。

蓮：「驚いた？これは、エクスタシアの歓迎の儀式よ。」

翼は言葉を失い、ただただその光景に見とれていた。突如、巨大な時計塔が動き出し、その針が翼と蓮の方向を指した。

翼（心の中で）：「この時計塔、生きてるのか！？」

蓮は翼の手を取り、二人は時計塔の上空へと舞い上がった！風が二人を包み込み、町全体が彼らを歓迎するかのように輝き始めた。

蓮：「ここは特別な場所。君と私の運命が交差する場所よ。」

突如、空中庭園は謎の舞踏会の会場と化した。町の住人たちが次々と現れ、華麗なドレスやタキシードに身を包み、舞い踏み始めた。翼と蓮もその流れに身を任せ、舞踏会の舞台となった空中庭園で踊り始めた。

翼（心の中で）：「こんなにも美しい世界が、この学園の中にあったなんて…」

蓮：「君との出会い、これは運命だったのかもしれない。」

翼はその言葉の意味を理解できなかったが、彼の心は高鳴り、新しい冒険が始まることを感じた。

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