さすがに、


ストックが間に合わないペースになってきた。


ギミック少ないと。というか、インテリア系のギミックは、わりとひと通り動いたら満足らしい。


それでいうと、恐竜は楽しかったな。何回作り直しただろう。


作り直しがめちゃくちゃ楽しかった、5日間。


…リモコンどこやったっけ?


入院した先があまりに静かでやらなかったけど、入院に備えて買ったパズルも底をつくな。


ユーギアーズはともかく、ROKRの腕が上がってきた。


ゼンマイの仕組みがだいぶ理解できてきた。だからといって、エレキットは、


ー?


になる。


ムカデつくるかなあ。月末には、自宅に戻りたいけど、


犬を任せられる下は入院してる。犬を可愛がり世話するのは、


ーギャアギャアな下だ。


お母さん、目がよく見えないと言ってますが?治療は?


目だけなら5回以上手術してる。あと鼠径ヘルニアと、先天性耳漏孔と。


歯磨きさせてくれず、暴れ回り、全身麻酔で虫歯治療。


麻酔の匂い選びも、サインも慣れたママがいる。


自分の手術で、


ーなんか慣れてませんか?


そりゃ慣れてる。大学病院の手術部もリカバリーも見慣れた。


ただ、来年あたりかなあ?って話をしていた手術だけど。


片目ずつなら良い。ただ重ならない斜視。1回目をするまでかなり白目だった。


一回目してから、発達がぐんぐんのびた。手触りが独特の鋭敏さで、やっぱり見えてないのかなあ?


ただ、うまれた時からずーっと正常な世界を知らない子だ。


フルに情報を処理して成長してる。手術のたびに発達が伸びていた。


見た目にもズレはあるからなあ、ではある。


つかれてぼんやりすると、誤魔化し用がないズレ方をする。


幸いなことにいじめなどはない。子供達はいやなことがあると、質問してくるから、その都度いろんな考え方を教えてる。


うちの場合、うちの子も無意識に同じことやるだろう、系だ。


予防線というより、そういう考え方がある、とだけ話す。


戦争などもそうだ。すべての人がそうじゃない、むしろ違う。


そう教えていく。


教えていきながら、けど嫌なことから目を背けるのが、ママだ。


パズルは何にも考えずに、パズルの世界になる。


それだけギャアギャアに備えないといけない。


ー体力勝負。


わりとママの場合、


ーお母さんはまだまだ倒れられないよ?


と医師から言われるが、


ーいやだ!


って思いながら、


パズルしてる。山は逃げない。

 

は、ちがうらしい。


ー山は動かない。


かあ、


動かない力がほしいなあ、だ。力強い言葉だよなあ。

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