第11話 資金洗浄
「ふう・・・「世界史」の授業が終わった・・・
ってなにやってんだッ!」
私は、「そいつ」に突っ込んだ。
ナキが、学校の昇降口の脇にある水のみ場で、「お金」を洗っていた。
五百ノワール金貨二枚・・・
百ノワール銀貨七枚・・・
十ノワール銅貨二十枚・・・
一ノワールアルミ硬貨三枚・・・
「決まってるにゃ!「
また、アホなことを・・・
鼻歌を歌いつつ、お小遣いを「洗う」ナキ。
「意味・・・違うよ・・・」
趣味ばかりか、こういうことまで・・・
こいつは、こういう奴だ。
「まったく・・・」
バカなのか、常人とちがうのか・・・
余談だが・・・
このことは、後に彼女の「黒歴史」と化すのである・・・
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