流行り物書きたくないけど、カクヨムコン最大魔境「異世界ファンタジー部門」で記念でもいいから中間選考(読者選考)通りたい人に向けた与太話
『冒頭の1万字』我々は京極夏彦先生でもなければ、小野不由美先生でもない
『冒頭の1万字』我々は京極夏彦先生でもなければ、小野不由美先生でもない
WEB小説で一番大事なのは、冒頭の1万字です。
この1万字以内に、キャッチコピーとタイトルから読み取れる期待値を示せないとブラバされて終了します。
時々、冒頭から素晴らしい文章力で何万字も物語の設定や背景を描写する作品ありますけど、大抵ストーリー自体が全く進んでないことが多いんですよ。
何万字も話の進まない冒頭を書いて許されるのは、人気と地位を確立した作家にのみ与えられた栄誉です。
我々は、京極夏彦先生でもなければ、小野不由美先生でもないのです。
残酷ですが、読者様のほとんどは「話、全然進まんなぁ。これ結局どんな話なん? もういいわ」と去っていきます。
読者様に読む努力をさせるのは、人気作家になってからにしましょう。
起承転結なら4話、序急破なら3話。
それまでに一旦、話のオチをつけ、キャッチコピーとタイトルから読み取れる期待値を示せると、作品フォローや星投げにつながります。
冒頭の3~4話は、マジでめちゃくちゃ時間かけて書きましょう。
これは、別に表現にこだわれって話じゃないです。
例えば、追放ざまぁするなら、1話で追放。2話で新しい仲間ゲット。3話でざまぁ。これくらいのテンポ感が必要です。
冒頭1万字は、試食みたいなもんです。パンの耳をださずに、ちゃんと美味しいところを提供しましょう。
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