言葉足らずなヒトリゴト

Q「彼氏持ちの女の子を好きになった者です。現在進行形で略奪愛計画を実行し、その女の子の心を奪おうと思っています。ただ、その彼氏は医者です。一体、僕はどうすればいいですか？」

Q「彼氏持ちの女の子を好きになった者です。現在進行形で略奪愛計画を実行し、その女の子の心を奪おうと思っています。ただ、その彼氏は医者です。僕の数倍お金を稼ぎ、更には容姿が優れた男で勝ち目がありません。しかし、彼女への溢れる想いが留まることを知らず、今でも好きで好きで堪りません。一体、僕はどうすればいいですか？」

A

　マジレスすると——。

　分散恋愛してください。

　今の年齢が何歳かわかりませんが……。

　女性にとって、年齢は大切な要素です。

　あなたが彼女と結婚して、彼女を幸せにすることができると断言できるなら……。

　私は、君の恋愛を応援できるけども……。

　君の場合って。

　ただ、可愛い女の子だから、好きってだけだと思うんだよね。言うなれば、可愛いから付き合って欲しいみたいな感覚。

　言ってしまえば、ヤリモクの匂いがプンプンします。なので、分散恋愛してください。

　私が提唱する分散恋愛とは——。

①本気で好きな女の子

②現実的に付き合える女の子

③意外と付き合ったら面白そうな女の子

　この三つのパターンで考えることです。

　①の本気で好きな女の子ってのはさ。

　アイドルや芸能人を「好き！」という感覚に近くて、言わば「俺の推しだ！」と開き直ることだと思います。

　我々人間ってバカなんですよね。

　自分が「好き！」と思ったものに対して、何かしらの区別を付けたい生き物なんです。

　実際、我々ってtier表とかを作るじゃないですか。で、やたらと比べたがる。

　だからこそ、叶わない恋ってのは、さっさと踏ん切りを付けてしまうのがいいと思う。

　私は本気で好きな女の子を「推し」という対象で認識することで、自我を保っています。

　そうすれば、彼女が他の男たちと付き合っても、別にヘコタレルことはありません。

　若かりし頃の私は「推し」に対して、ガチ恋して、彼女が多くの男性と付き合うことを繰り返していたことにかなり凹みました。

　彼氏と別れたと聞いて何度嬉しかったか。

　でも、すぐに彼氏ができたと聞き、何度死ぬほど落ち込んだことか。もう辛かった。

　で、社会人になってから——。

　やっと叶わない恋をしている場合は、自分が好きな人を「推し」という対象で認識することで、自我を保つ手段を思いつきました。

　推しだからこそ、自分が「好き！」と感情を出してもいいし、そばで彼女の笑顔を見守るだけでも嬉しくなります。

　で、それで私は満足だなと開き直れるわけよ。

　この分散恋愛というのを簡単に説明。

　自分が理想の女の子を考える。

　例えば、私の場合だと——。

①見た目がいい

②家庭的で料理が上手い

③経済面にも優れ、共働きができる

　みたいな感じで、理想の女の子像を書き出していく。でもさ、世の中自分が思い描く理想の女の子なんて存在しないわけです。

　だからこそ、我々は取捨選択しなければならない。で、そこで私の分散恋愛がある。

　見た目がいいAちゃん

　家庭的で料理が上手いBちゃん

　経済面にも優れ、共働きができるCちゃん

　この3人と付き合えばいいよねって話。

　例えば、私が本気で考えるなら——。

　見た目がいいAちゃんとは——。

　カラダだけの関係を構築すればいいし。

　家庭的で料理が上手いBちゃんとは——。

　家事洗濯をお願いできるだけの関係でいい。言うなれば、女友達の関係や、家政婦であればいい気がします。

　経済面にも優れ、共働きができるCちゃんとは——。

　自分に惚れさせて、経済面で援助してもらう。または、結婚してお互い助け合う関係を構築する必要があります。

　みたいな感じで——。

　一人の女性で全ての要素を補うのではなく、全員から一つずつの要素を補う。

　こうすることで、割り切って考えることができるってわけです(￣▽￣)