Q「電子書籍を大量購入していますが、全く読めていません。購入した当初は「読みたい!」と思い、セール中に大人買いするのですが……結局全然読めていません

Q「電子書籍を大量購入していますが、全く読めていません。購入した当初は「読みたい!」と思い、セール中に大人買いするのですが……結局全然読めていません。読みたい気持ちは少なからずあるのですが、途中まで読んで……毎回挫折してしまいます。こんな場合はどうすればいいと思いますか?」


A


https://kakuyomu.jp/works/16817330658939597914/episodes/16817330661990204528


 一度似たような経験を語りました。

 こちらを参考にした上で、新たな発想が生まれたのでご紹介したいと思います。

 私から提示できる改善案は——。


「読みたいものリスト」を作成するです!


 読みたいものリストを作成して——。


①すぐに読みたい本

②いつか読みたい本

③手持ちに欲しい本


 この三種類に分類します。

 で——。


 ①は、すぐに購入しましょう。

 鮮度が高い間に買うのが一番コスパいい。


 ②は、漫画ならセール中に購入。

 小説の場合は、購入欲5は購入。

 それ以外は様子見。

 ただし、この間にサンプル本を購入して、本棚に収納してみましょう。

 それも1巻のサンプル本だけでなく、セール中の巻数分まで購入しましょう。


 ③は読む必要ありません。

 子供の頃にカードゲームで遊んだ方なら分かると思いますが、レアなカードは欲しくなる。それと同じだと思えばいいでしょう。


◇◆◇◆◇◆


 心理的な問題なんだけど——。

 自分にとって、絶対に大切なものではないけど、他の無象有象とは一線を画すものにしたい心理というのが働くと思うのである。

 我ながら、これは本当に意味が分からないのだが、人間はそんな部分を持っている。

 で——。


 「手持ちに欲しい本」というリストを作成することで、他の作品たちとは違うと自分を騙そうってわけである。


 つまるところ——。


 我々は「読んだ本」「読んでない本」という二元論的な考え方ばかりをしてしまう。

 もしくは、「購入した本」「購入してない本」という感じでね。

 だからこそ、定義を増やしてやるのだ。


「読んだ本」

「購入した本」

「いますぐに読みたい本」

「いつの日か読みたい本」

「手持ちに欲しい本」

「興味がない本」


 で、我々人間は嘘を吐けない生き物。

 特に自分自身に嘘を吐きたくないのだ。

 だからこそ、「手持ちに欲しい本」を「興味がない本」と同義にはしたくないのである。


 で——。

 手持ちに欲しい本というリストを作成することで、購入欲を鎮めようよってお話なの。


◇◆◇◆◇◆


 ②のいつか読みたい本で、サンプル本を購入すると語ったが……。

 これは実際に自分が数ヶ月後読んでいるのかを確認するために、わざと購入するってわけ。で、その間に自分が手も付けなければ、全く読んでなければ……それは購入する意味がないものだと断定できるってわけよ。

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