現在考えてる小説の内容(作家と読者の物語)

 物語の内容を簡単に説明すると——。


 過去と未来を行き来するお話。


 人気に恵まれない一人のWEB作家が書き上げた最高傑作をキッカケに始まる物語で。

 主人公はこの作家と、彼が書き上げた最高傑作を読んだ読者の物語。


 時系列が何度も入り乱れるお話で——。

 作家が作品を書いた当初は、誰からも評価されないの。で、自分はダメな作家だと思い込むんだけど……。


 10年後、20年後、30年後ぐらい先の未来。

 彼が書いた最高傑作を読んで、人生を変えられた読者からの熱い感想が集まるの。


 お話の内容は——。

 一人の作家が執筆活動を辞めるまでと。

 彼が書き残した作品を読んで人生を救われた読者の物語を並行して書くって感じよね。


 章立てとしては、以下の感じかな。

 短縮できそうな部分は削る予定だけど。


①過去「一人の作家が最高傑作を書くまで」

②未来「彼の作品を読んだ読者Aの話」

③過去「一人の作家がもがき苦しむまで」

④未来「彼の作品を読んだ読者Bの話」

⑤過去「一人の作家が執筆活動を辞める話」

⑥未来「彼の作品を読んだ読者Cの話」

⑦未来「一人の作家が執筆活動を続ける話」


 万人受けしないのは分かるんだよ。

 でもさ、書きたい欲があるんだよねー。


 作品が伸びないことに悩む作家。

 彼の愚痴が、過去には沢山あるの。

 でも、当時の彼を支えるものは何もない。

 ただ、それでも彼は書き続けて……。


 だけど、当時の読者は彼が生み出した最高傑作の面白さに気付かなくて……。

 その面白さに気付くのは、遠い未来で。

 でも、そのときには、もう既にその作家は執筆活動を辞めているみたいなのが……。


 作家の人生はバッドエンドなんだよ。

 ただ、彼が残した作品は、多くの人々の心に残り続け、彼等の人生を変えてしまうの。


 そこがまた、最高にイイと思うんだよな。


 読者AからCの中に将来の編集者を入れて。

 で、未来の更に未来で……。


 自分の作品を読んでくれた読者が、自分の作品を書籍化したい。あなたの作品に救われました。今後は一緒に面白い作品を書き続けましょうと誘われるオチは最高にええかも。


 ただ、一般ウケは悪いのは承知の上。

 でもね、こんな作品を書きたすぎる。

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