WEB小説は限りなく二次創作に近い説

 WEB小説は限りなく二次創作に近い。

 そんなことを言えば、批判を喰らいそうなのだが……これは普通にありえると思うの。


 WEB小説というのは——。

 何か一つが流行ると、それに追従して次から次へとフォロワー作品が生まれていく。


(読者の需要に応えようとして、書き手がそのジャンルを書き始める。もしくは、純粋にその作品が好きで、自分でも書いている)


 で——。

 別に、これは悪いことじゃないんだよ。

 自分が好きな作品を真似て書く。

 それは良いことなんだよ(´;ω;`)


 ただ——。

 この手の書き手はWEB小説を愛読書にして、WEB小説を書いていると思うんだよ。

 そーいう人たちが一人や二人ぐらいだけならいいんだけど……。


 10人、20人、30人。

 そう増えていきますと……。


 ランキングに掲載される作品が、一部のジャンルに偏ってしまうと思うんだよね。


 で、結果——。

 WEB小説界隈は独自の文化を持つ媒体になる。というか、既にそうなっていると思う。

 実際、書き下ろし小説とWEB小説は「面白さ」が違うんだよな。勿論、WEB小説にも面白い作品はあるんだが、既存作品とは異なる独特の文化を保有していると思うんだよ。


 つまり——。

 テメェは何を言いたいのかって話は——。


①超大人気作品が生まれる

②超大人気作品のフォロワー作品が次から次へと量産されます

③超大人気作品やそのフォロワー作品が伸びまくり、他の面白い作品が埋もれていく


 というのを指摘しているわけですね(´;ω;`)


 要するに——。


 独自性が強すぎる作品は読まれなくなる。


 逆に——。

 既視感はあるけど、これは面白い!!

 と思える作品だけが読まれるようになる。

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