クリエイターとして終わる日はいつだろうか?

 クリエイターとして終わる日は、作品を生み出すことができなくなったときだ。

 多くのクリエイターは、傑作を生み出してやろう。面白い作品を生み出してやろう。

 その思いが募るあまりに、傑作を生み出さなければならない。面白い作品を生み出さなければならないと思ってしまうのだ。


 でも、勘違いしてはならないことがある。

 クリエイターとして終わる日は、作品を生み出すことができなくなったときだ。

 だからこそ、作品を生み出すことができる限りは、終わることはない。


 兎にも角にも、書き続けろ。

 書き続けて書き続けて自分の作品を生み出し続けるしかないのだ。


 改めて思ったんだけどね。


 クリエイターは作品を生み出せなくなったときが、本当の終わり。

 つまるところ、その状態になるのが一番最悪ってことだ。

 だからさ、少しでも基礎体力を付けて、戦い続けるしかない。


——結論——


 クリエイターの終焉は、作品を生み出せなくなったときだ。

 面白い作品を生み出せるときが、絶頂期であることは間違いない。

 でも、面白くない作品を量産することは、別にまだオワコンではない。


 大事なことなので、何度でも言う。


 つまらないと評価を付けられても、まだオワコンではない。


 リングに立ち続けるだけでも誇ってもいい。

 マウンドに立ち、空振り三振でもいいんだよ。

 周りの人間から貶され、バカにされ続けてもいい。


 ただ、書け。書き続けろ。書き続けるしかないんだ。


 クリエイターが終わるときは、作品を生み出せなくなったときだから。


 逆に言えば——。


 作品を生み出し続ける以上はクリエイターだ。

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