小説を読むという行為は、疲れるのです

 大半の読者にとって、小説を読むという行為は疲れるのです。

 それも活字で読める時点で、本当に素晴らしいことだと思う。


 真面目な話。

 活字で楽しめる娯楽作品を書いている作家は素晴らしいよ。

 もうそれだけでトップレベルの位置にいると自信を持っていい。


 私が思うに——。


 小説というのは、流し読みしても楽しめるのが最高だと思ってる。

 文章を一行でも読み飛ばしてしまったら、内容が分からなくなる。

 こんな作品は、娯楽やエンタメとしてどうなのかなと思っちゃう。


 ドラマやアニメとかの映像作品とかでもさ。

 全ての映像を集中して見なければ楽しめないのはちょっと辛くない?

 私としては、その手の作品よりも、片手間に楽しめる作品が最高だなと。


◇◆◇◆◇◆


 私が思うに——。

 読みやすい小説の特徴としては。


 文章のテキスト問題に関しては、一行35文字以内。

 この条件さえ守れば、読みやすい作品ができるなと思います。

 余程、変な文体や個性的な文章を書かない限りは、最低限読める。


 勿論ね。

 変な文体や個性的な文章を書く手法もありと思うのです。

 ただ、シリーズ化した場合を考えると……(´;ω;`)


 小説家に求められるのは、名文ではなく、明文だよ。

 結局ね、時代がどんなに変化しても、読者が変わったとしても読める文章を書くべきよ。

 そのためには、明文を目指し続けるしかありません(確定)


 今日久々に『バカとテストと召喚獣』を読みました。

 これぞ……正にライトノベルと言うべき作品でしたッ!!!!


 ジャンルに応じて、文章が変わることは間違いない。

 でも、学園系ラブコメを書く場合には、本当に見習うべき作品だよ。


 文章のテキスト、キャラクターの造形などなど——。

 本当に見習うべき点が多い。間違いなくトップクラスですね。

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