第6話

過去編


「優くんが痴漢なんて、!」


「違う!、俺はしてない!!」


「信じられないよ!!ほら、今も優くんを見て怯えてるじゃん!!」


「違う、それは嘘だよ!!」


「最低!!ずっと、ずっと大切な人だったのに、こんなの!!」


それから、夏は俺のことを無視するか、聞こえる声で悪口を言って来る。

たまに、家や、下駄箱に謝れと手紙を入れて来る。


一番辛いのは、幼馴染を辞める。そう宣言されたことだった。

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