第51話:礼との対決

チャプタ―1

ここは、線路である。

私達は、レールの点検をしていた。

「異常ありません。」

「直通部分だから、慎重に。」

「何ともないな。次に行くぞ。」

「もう、十駅目ですよ?」

「折り返し地点。」

「この先は、違う鉄道会社のエリアだ。」

チャプタ―2

ここは、宇宙である。

そこには、ストライキと礼が居た。

「第頭料 礼。」

「何でございますか?」

「街を破壊して来い。」

「御安い御用です。」

礼は、地球へ戻った。

チャプタ―3

ここは、東京タワーのアンテナのてっぺんである。

そこには、礼が居た。

「ここからにするわ。フフフッ。」

「そこの人、降りて来なさい。」

「へえ。人間が? まっ、良いわ。」

「おとなしく、投降しなさい。」

「うるさいわね。風幻衝。」

「ウワーッ。」

「フフフッ。この恐魔丸で。」

「ウワーッ。キャーッ。」

礼は、広範囲をクレーターと化した。

「やり過ぎちゃった。てへぺろ。」

チャプタ―4

私は、トラッキーPに乗って、浜松町辺りを走っていた。

「何、このクレーターは?」

「第頭料 礼の仕業だな。」

「何処に居るか理解る?」

「そう遠くには、居ないはずだ。」

チャプタ―5

礼は、線路をゆっくりと歩いていた。

「フフフッ。何処まで続くの?」

延と宇米は、礼と遭遇した。

「あの、ここ、線路ですよ。」

「不法侵入になります。」

「だったら、こうするまでよ。」

「ウワーッ。」

私は、そこへ辿り着いた。

「延。宇米。」

「来たわね。くのいちセイバー。」

「あなたは・・・。」

「私? 私は、第頭料 礼。元正義の味方よ。」

「トラッキークロス。」

私は、くのいちセイバー クリシュナモードに変身した。

チャプタ―6

「そこまでよ。」

「フフフッ。何者?」

「破壊を抑える忍。刀のくのいちセイバー。参上。」

「キャーッ。何すんのよ、このヘンタイ。」

礼は、十体ものヘンタイを召喚した。

「エへへへッ。」

「シュート。」

私は、ヘンタイ達を一掃した。

チャプター7

「やるわね。くのいちセイバー。」

「何の意味があるの?」

「ストライキ様の為よ。」

礼は、恐魔丸を吸収して、幻衝怪「ダミー」と化した。

「そ、その姿は?」

「私は、幻衝怪ダミー。」

「はーっ。でやーっ。おりゃーっ。」

私とダミーは、互いを斬りまくった。

「くっ。鋭すぎるよ。」

「やるじゃない。でも、これは、どうかしら? はーっ。」

ダミーは、両手から、火災旋風を放った。

「忍法:氷迅炎。」

私は、術を打ち消した。

「フフフッ。恐魔丸幻衝波。」

ダミーは、全身から幻衝力を放った。

「ウワーッ。」

「さてと、あなたの圧迫の力を頂こうかしら?」

「ブレードギラートラッキーフェニックス。」

私は、突撃して行き、不死鳥に姿を変えて、ダミーを貫通し突破した。

そして、ダミーは、大爆発した。

「ぐはっ。まだよ。ファーレ。」

チャプタ―8

そこへ、ファーレがやって来た。

「破壊の炭酸。シュワシュワーッ。」

ファーレは、ダミーを巨大化させた。

「グオーッ。」

「召幻衝。トラッキーサイガ。」

私は、召喚したトラッキーサイガに飛び乗った。

「トラッキーフリート。」

チャプタ―9

「これでも喰らうのね。幻衝光線。」

ダミーは、幻衝力の光線を放った。

「ウワーッ。トラッキーシールドは?」

「まだ、治療中だ。」

「はーっ。でやーっ。おりゃーっ。」

トラッキーフリートとダミーは、互いに攻撃しまくった。

「フルパワーならどう?」

「それなら、。」

「何を言っているの? 圧幻衝。」

ダミーは、圧迫の力を幻衝力に変換し、両手から放った。

「おりゃーっ。」

「ウオーッ。」

トラッキーフリートは、強行突破した。

「そ、そんな、バカな。」

「トラッキーフリーズオーバーフルパワー。」

トラッキーフリートは、ダミーを狙撃しまくった。

「お、おのれーっ。」

「今しかないよね。」

私は、外へ出て着地した。

「トラッキーバズーカ。」

私は、トラッキーバズーカを両手で持って構えた。

「聖幻衝。トラッキーフライゲーベン。」

私は、ダミーを浄化した。

「し、しまった。もう少しのところで。フライハイトーっ。」

ダミーは、人間に戻ってから、気絶して倒れた。

「終点。」

チャプタ―10

ここは、線路である。

「二人とも、大丈夫?」

「二日もあれば、治るさ。」

「それで、礼は、どうなった?」

「自首したそうです。」

「無事解決だね。」

「話は、そこまでにして、作業の続きだ。」

「はいっ。」

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