第17話 ダンジョン7
因みに素材観察のスキルレベルが上がった事の副次的効果と言うか解体の際にずっと目のスキルを活用していたお陰で目のスキルレベルが5になった影響で単純な視力に変わりは無いけどそれ以上に観察の際に上手く観察が出来る様になった。
それとは関係ないけど観察もとい素材観察や戦闘力も大分上がりましたしそろそろ迷宮の第1層に入りましょうかね。
そうして戦闘能力的な意味でも観察的な意味でもある程度成長してこれ以上ここで足踏みをしていても攻略が遅くなるだけだと思い迷宮の第1層に潜る。
迷宮の1層は外とかなり変わっており0層は普通の墓地の様な感じだったけど1層からはどことなく墳墓の様な感じが見て取れる。
壁は剥がれ落ちて所々レンガが壊れている所もあり迷宮の内部のゾンビを相手にしながら進む何せ戦闘力的な意味ではある程度の戦力差は魔力感知と魔力操作を習得したことで差が開いたのだ。
それのお陰でサクサク進めた因みに鑑定結果はこんな感じだった。
名前 なし
種族 ゾンビソルジャー
スキル
種族スキル
腐体Lv4.腐臭Lv2
戦闘スキル
咀嚼Lv4.拳撃Lv2体術Lv1.剣術Lv1.体力微回復Lv7
耐性スキル
神聖脆弱Lv10.聖銀脆弱Lv10.陽光脆弱Lv10
この前迷宮の第1層を探索した時は焦っていたせいであんまりちゃんとは見れなかったんですけどこいつらはゾンビソルジャーと言って折れている剣を扱う魔物のようです。
実は観察を繰り返し解体中や戦闘中に発動させていたからか新しく<魔物観察>と言うアビリティスキルを取得した影響でこの様にようやく魔物の詳しい情報を見る事が出来るようになった。
まぁ魔物の種族名だけでその種族がどんな風なのかと言う説明などは全く分かりませんけど観察が順調に使える神スキルになってきましたね。
そうして戦闘では観察のスキルは戦闘では使えないから止めて先ずは亜相手の剣を目のスキルで視力は変わらなかったけどそれでも動体視力は上がっているのか相手の攻撃を余裕を持って避ける事が出来た。
《アイシスは新しくスキル<回避Lv1>を取得しました》
そんな声を無視して相手の心臓の付近で引っ掻くを発動させると腐体のスキルを持っているゾンビには有効なのか体制を崩したお陰で私の攻撃の番と殴打のスキルを発動させてゾンビの心臓にパンチを叩き込む。
そうするとゾンビは死んだのかピクリとも動かなくなった。
「これからは直接戦闘をして近接系のスキルを育てましょうかね。」
そう考えながら今のボロ布では解体しても関係ないと思いその場を後にしようとしていた私に電流が走った。
そういえばこのゾンビソルジャーの腐体のスキルはLv4で普通のゾンビよりも皮膚が丈夫だったことを思い出し尚且つ髪も案外大丈夫そうだと思った。
そう考えると私はこのゾンビソルジャーの死体を担いで最初の小屋に帰ろうと思っていた。
《アイシスは新しくスキル<運搬Lv1>を取得しました》
丁度いいスキルも手に入り運搬が若干楽になったことを喜びながら私は小屋に帰るなにせここだったら直ぐに襲われそうですからね。
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