応援コメント

第106話 ブラックドラゴン」への応援コメント

  • 主人公はなぜ鑑定や分身をあまり使わないのか。主役がちゃんとスキルを使えば事前に事件を防ぐことができるでしょう。

    作者からの返信

    コメントいただき、ありがとうございます。

    少し緩い設定になっていて申し訳ありません(汗)
    ご指摘いただいた部分は結構悩んだ部分でした。

    一応、主人公は自身が争いの起点となることは避ける性格です。争いに巻き込まれれば対処しますが、目にしていない、あるいは気がついていない事象まで探れるほど偉才ではありません。カエル事件の時も、分身を使って調べているのに、アルモンド侯爵まですぐにたどり着かなかったのは、侯爵が非道な行為を行っている、ということに思い至らなかったからです。

    見た目は子ども、頭脳は大人な、某少年名探偵なら、最初の雑用依頼の際、エルとひよ丸が監視されていたことに気づいた段階で、最悪のケースを想定できていたのかもしれませんが……ミナトはそこまで想像力が豊かではなかったということで……(^^;)

    鑑定は、一定レベル以上の相手にかけると気づかれて、やっかいごとを引き起こす恐れがあるので、それを嫌う主人公は、基本、人に対しては戦闘になったり、家族に危険が及ばない限り、鑑定しないという自己ルールを作っています(という設定にしました)。

    主人公は、鑑定に頼らなくても大概のことをブッチできる能力を持っていますし、また主人公は世界の警察のような存在にはなろうとは思っていないので、自分と家族に危険が及ばない限り、わざわざ首を突っ込むことをしないつもりです。

    と、もっともらしい理屈を述べさせていただきましたが、一番大きな理由は、無駄に反則な能力を持つ主人公に多少の足枷をつけないと(平凡な思考を持たせる、という足枷です)、話がぶっ飛びやすくなってしまうのが、最大の理由……(^_^;)

    余談ですが、個人的にはカンストさせた「無効」スキルが一番反則だと思っています。物理も魔法も攻撃が効かない、毒や混乱、精神の異常状態も効かない、敵が同じ「無効」スキルを持っていてもスキルのレベル差で逆に無効にできる。効くためには主人公以上のステータスが必要……えらいものを持たせてしまった(当初の想定を越えていた)と気がついたのは第二章の終わりぐらいでしょうか……おかげで、主人公のピンチを作るのに苦労しています(激汗)