第6話
結果、お兄ちゃんに大きな怪我を負わせてしまった。俺のせいで、
あれから、誰も家に呼ばないようにしてるんだよなぁ。
「優」
「お兄ちゃん」
帰り道にお兄ちゃんに会った。
どうやら、材料を買っていて、
「今度は俺が持つよ。」
「おっサンキュー」
お兄ちゃんは今でもその時の傷が腹に残っている。
お兄ちゃんは当時のことは怒ってないと言っていたが俺は自分であの時ことを許せなかった。
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