第20話「最終切符」
この現実にある
悪意と善意が
混ざる事なく
隔てられた世界
差別的で抽象画を貼り付けられた
電柱の偽証案件
男女を分ける寄り合い所
全ては決定的に二分していて
どちらにも生はある
この混迷の時代に
正しさに頼るだけでは生きれず
時には汚名を被ってまでも
伝えねばいけないものがある
生きるには難しい時代だ
だから核を見付けねばいけない
ただ鵜呑みにするだけでは
生きてるとは言えない
自身を淘汰し選び抜き
額を作っていく
そして映る風景に敬意を込めて
愛を込めて
ふれあって行く
それが例え否定されようと
選んだ以上生きた証になる
だから大丈夫だ
もう悪意も善意も
君になら必要なだけ選べる
さぁ行って来い
自分という切り札を持って
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます