第14話やっぱり

午後3時から6時まで、ハイボールを飲んでいた。缶ハイボールのちょっと濃い目を、2.5リットル。よって、今、強かに酔っている。

親ガチャの話をした。

僕は家庭を持っているが、親の世話をしなくてはならない。

妻子と別居しているから面倒を見れる。

嫁さんには、定額を渡せば文句は言わないが、母親に金がかかる。

それは、今まで書いてきた通り。

馬鹿な親父が、金も無いのに自殺したからだ。

遺族は、400万円掛けて葬式、実家を取壊した。

手元には、100万円残ったが、母親は僕から金を要求する。


何かも嫌になって、今夜はヤケ酒を飲んだ。別に、母親に悪口を叩くことはしないが。

僕は折り紙を折るために、勉強した訳では無い。

自分のチカラが発揮出来る仕事をしたい!

でも、今は福祉作業所で頑張るしかない。

今は酔っ払っているので、月曜日からちょっと検索してみたい。

まだまだ、お金は足りないのだから、一般就労を諦めてはいけない。

15年ぶり、ボーナスを貰える身分になりたい。

でも、統合失調症のこんな僕に、そんな僥倖があるだろうか?



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る