学園ファンタジーから転生した主人公の親友ポジ

スパーク→雪白紅音

第1話 ラノベの主人公は神代 徹

夕日が照らす、3年1組の教室に2人の男女の姿があった。


1人は、このラノベの主人公である、神代徹かみしろとおる

もう1人の女性は、このラノベのヒロインの1人、白雪加奈しらゆきかなであった。


まずは、この世界を知るべき事だろう、そうしないと2人の説明が出来ないからな。


最初に、この世界は地球であって地球では無い、多分そう言われても分からないと思う、ここからは歴史の授業だ。


それは、175年前の地球、2025年9月23日に遡る。

その頃の地球は、戦争があった物の滅びるとはならない現状だったが、いきなり【魔】と言う物が攻めて来て、世界人口の1/5が殺戮されてしまった。

その【魔】は一定数の人類が滅びれば消え去るのだが、また数年程すれば攻めてくる。


だがその【魔】にビビる事もせずに、戦った英雄が居た、英雄が【魔】を倒すと人類は力に目覚め、ある者は魔法を使い、ある者は空想上の生き物を呼び出す能力などを手に入れた【魔】が人類にとって脅威ではなくなり始めると、逆に【魔】も力に目覚め始める。


だが人類は諦めず戦い【魔】が出て168年の月日が経過した後に【魔】を操る親玉が出てきた、親玉は人類に最終決戦を求め、戦いを行った。


数々の人類の英雄が親玉に挑むが、誰も勝てない、そこで英雄学園に通う1人、神代が親玉に戦いを求めた。


この神代の能力は他者の、人類の、生きる希望が力となり、神代を強くすると言うものであった、親玉との対決は何日にも及び、仲間の殆どが死に行った。


親玉は強く、能力は殺した相手の能力受け継ぎプラス殺した相手を【魔】にする能力であった。


人類の英雄がこちらに攻撃して来ても、彼らは止めなくてはならないし、一緒に戦った仲間がヒロイン達が襲ってきても、殺さないとこちらが殺される現状であった。


だが、音白光雪おとしろこうせつだけは悲しみを乗り越え、仲間だった者達を倒して行ったが、光雪は自分の愛した者が親玉に殺され、自我を失い暴れる。


光雪が、次に目を覚ましたのは【魔】の居なくなった世界、もう愛する者が居ない世界だった。


彼の支えとなる人物は居なくなり、滅びた。

だが、そのルートは最初から決まっていた、それは光雪が、モブでしかないのだから、主人公が幸せになればハッピーエンドなのだから、ただのモブに興味はないと。


そこで場面は変わり、主人公とヒロインの告白シーンとなり、2人は付き合いラノベは完結した、全26巻の学園ファンタジーは終わった。


だが、そこでは終わらない、この物語の主人公は神代の、主人公の親友ポジである、光雪なのだから。


────────────────────

あとがき


出したかった、それだけ

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る