第17話
過去編
私は一度、部屋に引きこもる兄のご飯をすり替えて、賞味期限を切れまくっているご飯を混ぜたことがあった。
しばらくして、面白い足掻き声みたいなのは出なかったけど、
私は流石に心配になって部屋を見たら、
「お、あにき」
兄は部屋で苦しそうにしていた。
私はすぐはお母さんに医者を呼んでもらって、正直に原因を話した。
親は私には怒られなく、
「私もスッキリしたわ」
「俺も一度は痛い目に遭わないとなぁ」
両親の言葉に私は安堵した。
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