第14話 再び森へ

小間使いになってから約一ヶ月、屋敷の掃除から始まり草刈りしていたが、草刈りも大分進み一段落して今は草を切った所を耕し 開墾していた。


石などを取ってから掘り返し、地中の岩などを取り出していた まだレベルが足りないためか風の魔力で岩などを切ることは出来なかったから、今は無属性魔力で肉体を強化して、黙々と作業している。


先日、隠密スキルを鍛えようと使っていたら気配察知というスキルを手に入れることが出来た。


これは魔力を使いながら周囲に気をつけていたから手に入ったのかもしれない。


夜にだれもこちらにくる人がいない日々が続いたので、久しぶりに森に出てモンスターからスキルを手に入れようかなと計画し、今日実行に移す


一日の作業が終わり、早めに一旦眠り 皆が寝静まる深夜に行動を起こす。


隠密で気配を消し気配察知を使いながら、誰にもバレないように家を出る。


風の魔力を使い、馬車よりも速いスピードで移動し俺は再び森にきた。


今回は、最近使い慣れたカマを武器として持ってきた いつか冒険者とかになれたら自分の武器などを買いたいものだ。


森を進むと気配察知に早速なにか、反応がある

気配を頼りに向かうといたのは、スライムだった


以前はゴブリン 今回は新しいモンスターだし、なにか新しいスキルがあればと考えてスキルイーターの力で確認すると


『分解』

『酸』

『触手』

の3つのスキルが確認出来た。これなら、やはり分解かなー 分解なら色々使い道がありそうだ 酸は今の所使い道が分からんし 触手は、なんか見た目がヤバくなりそうだしな。


スキルイーターを使い、問題なく分解を手にいれる

スライムは体の中にある核を破壊すれば、簡単に倒せるので、風の魔力で強化したカマを使い、サクッと倒してしまう まだまだ時間はあるし、もう少しモンスターを探してスキルを手に入れていこう。

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