# プロフィール

名前　　Kai Sympath

別名　　無し

年齢　　15歳

誕生日　6月2日

出身　　バンカラ共和国

身長　　170cm

性格　　冷静、冷徹

能力　　戦闘特化

特技　　武器の扱い

特徴　　銀髪

装備　　仕込み銃付きナイフ、その他多種多様な武器

職業　　メイジャー、MAIT

階級　　未確定

# 概要

主人公その二。村を襲った奴等に復讐するためメイジャーを志す。その恨みは強く、心に深い闇を生ませている反面、サクラには過保護に近い思いやりを見せ、正直普通の人生を歩んでほしいと思っている。

# 略歴

カイは元々一般家庭に生まれた子供である。生まれはバンカラとデトラの国境付近にある山の麓にある小さな集落だが、ジンのような大自然に囲まれた環境というわけではなく、電気や水道のインフラも整備された、割と街に近い環境であった。幼少期のカイは活発で、明るく人に好かれる性格であった。

しかし十二歳の夏、カイが街にお使いに行っていた間に村は襲われ、住民のほぼ全員が虐殺された。カイは帰ってきてその惨状を目の当たりにし、絶望するより先に生存者を探した。

すると、ある民家の地下室に隠れていたサクラを発見した。カイは生存者を確認できた安心感で一気に脱力し、次いで他の人たちはもう死んでしまい、カイとサクラしか残っていないことを嘆いた。

二日も打ちひしがれると、徐々に辺りに腐臭が漂うようになってきた。カイはもうここでは生きられないと判断し、半ばサクラを引き摺り出す形で村を出た。その際、二人は血や死体を見るたびに吐き、強いトラウマを植え付けられた。

二人は街へは行かなかった。その理由として、人間に助けを求めるのが怖かったからだとされる。村の人々を殺したのは人間で間違いなく、彼らは恐らく全員殺し終えたと思い込んでいる。もしカイやサクラといった生存者が居たことを知れば、口封じに殺しに来るだろうと読んだからだ。なぜここまで頭が回ったのか、カイは未だに分かっていない。

かくして二人は山へ登り、人目に付かない場所で暮らし始めた。同時にカイは復讐のために力をつけ、三年後にメイジャー試験に挑むこととなる。

# 人物

一人称は「俺」

銀髪直毛であり、肩下辺りまである後ろ髪は一つにまとめて縛ってある。眼光は鋭く、ジンとは対照的に厳つい印象を受ける。

幼少期の明るく活発な面影は何処にもなく、冷静で冷徹。ジンと違い、人を殺すことも厭わない。敵に対して同情の心を持つことは少なく、常に容赦が無い。しかし勝負となると、それなりに相手にも敬意を払って戦う。騙し討ちして来た奴を許すことはない。

復讐については、自身もまた復讐される身になる可能性を知っており、死ぬリスクが高いこと、結局負の連鎖を生み出すだけであることなど、復讐自体を良くは思っていない。だが自分やサクラが味わった苦しみを思い出し、殺された人々の憎しみを考えることでそれは自分の使命だと感じ、果たすべきことだとして復讐を正当化している。またこれは自分だけが背負うものだという認識もあり、サクラにはあまり手伝って欲しくなかったというのが本音である。

そのサクラについては献身的でもはや過保護であり、泣いた跡があるだけで何かと心配してくる。しかしそれはサクラがあの後どんな人生を歩んできたかを間近で見てきた者としての配慮であり、これ以上苦しい思いをさせたくないという願いが行動に変わってしまったものである。

# 能力

一般のでとは思えない天性の才能を持っているように感じられるが、これらは復讐のため血の滲むような努力を行ってきた賜物である。それでもジンほどのスピードはなく、そして打撃力も劣っている。その代わりカイは切れ者であり、武器の扱いに長けている。ゴリ押しよりは頭を使ったテクニカルな戦法、周りにあるものを最大限活用する戦い方を好む。戦闘センスはジン以上とされ、独自の方法で残像を生み出すことも可能。武器はナイフ、拳銃、剣を好み、自作の仕込み銃付きナイフはメイジャーにも有効打を与え得る。手先が器用なため、武器を作ることにも慣れている。

⚠️以降ネタバレ注意⚠️

魔術においては顕現型魔術と倉庫型魔術の両方を使う二重属性魔術師（バイマレフィシャル）である。主に戦闘を効率化されるための能力であり、カイの戦闘スタイルと非常にマッチした能力となっている。

武器庫（ポケット）

武器を異空間に保管、カイの意思に応じて最適な武器を取り出す能力。

武器は実物でないと保管できない。したがって魔力でできた武器は使えない。但しどんな武器でも入るし、どんな時でも変えられる。普段は手ぶらになれるのも利点の一つである。開放（オープン）で武器を取り出し、交換（チェンジ）で武器を変え、収納（クローズ）で武器をまた異空間にしまう。

小さな英雄たち（リトルレンジャー）

カイの魔力で構築された擬似生命体。カイの命令で行動する。普段はカイの体内でさらに小さくなり、ほぼ細胞の一部になって活動している。最小でミクロ単位、最大で50センチほどの大きさになれる。相手の体内に侵入し、内側から破壊することも可能。他には偵察、戦闘、作戦についての相談、本人の代役など、マルチな任務をこなす。

テーマソング

君の神様になりたい。 feat メガテラ・ゼロ

https://m.youtube.com/watch?v=2OvsScIZptk&pp=ygUb5ZCb44Gu56We5qeY44Gr44Gq44KK44Gf44GE