2期 モブキャラでも恋をするんだからね！

第26章「三角関係」

第26章「三角関係」

前回のあらすじ

愛佳達は2年生になり

クラスも同じクラスになったが？不思議？

誰がそうしたかは、秘密？

退任教師は由香里先生と副担任には

新しく赴任して来たばかりの

郡山 茜先生が担当する事になった。

春菜と由奈は無事に入学式を迎える。

帰り際に愛佳の教室を覗きに行く事になり。

いつものメンバーは帰り支度していた。

春菜は愛佳に近づき抱き付くと、

聡美は直ぐに突き放すけど？

春菜は自信満々の態度？

何が変な違和感を感じつつ

詩織がお腹空いたと騒いで居たので、

Mバーガーへみんなで行くことになる。

聡美が注文を引き受けしレジに並ぶと

生徒会の白川 梨沙と後藤 奈緒と遭遇

やたらと絡んで来る二人から

生徒会の選挙は私達の物と言わんばかりに

挑発される。

ここで、学園始まって以来の生徒会長を巡る戦いが始まってしまった。

注文を済ませた聡美が戻ると

白川 梨沙と後藤 奈緒の話しに持ちきりになるが、春菜からうっかり愛佳との関係を言ってしまう。

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聡美

まな！愛し合うってなにそれ？

(まさか、でも、旅行から帰って来てからはそんなに休みはなかったはずだけど？)

愛佳

(秘密って言ったのに、)

あのね、その、

う〜ぅ、だからね？

そのね？

え〜と？

詩織

したの？

美穂

しちゃったの？

百合

結ばれたの？

苺香

えっ！じゃー？

よくわかんないけど、

女の子同士ってどうなの？

なんか男性と違うような気がする？

怜奈

愛し合うって事は

カラダを許し合ったと言う事でしょう！

(ハルは？まさかあの泊まりの日にしか出来ないし？)

由奈

はるちゃん、念願かなって

良かったよね。

(顔を赤くする由奈)

春菜

まなみんはわたしわたしの愛を受け入れて

くれました！

もう、聡美さんには振り向かないですからね。

だから、まなみんを諦めて他の人を探して

下さい。

(こうなったらみんなの前で、ちゃんとはっきりさせないと！)

聡美

探す？

そんな事で諦めたりしないわよ！

それに？

いつ会ったの？

コソコソ隠れて会うなんて！

卑劣よ(ひれつ)

春菜

そなの聡美さんにいちいち報告する義務は

ありませんよーだ！

聡美

まなも何で黙って居たの？

愛佳

だってちょっと家に行った、だけだもん

春休み終わりの日にね。

(モジモジ顔を赤らめてる愛佳)

聡美

なんか

釈然(しゃくぜん)としないわ！

春菜

別にいいじゃないですか？

最後の春休みにわたしわたしの家に招きました。

お話ししてくてね。

それれで、両親公認で御付き合いを認めてもらいました。

勿論、その日はお泊まりして

夜は愛しあって

それはもう、まなみんは素敵でした。

聡美

両親公認！お泊まり！

なにそれ！

私、そんなのまなから聞いてないし！

まな、どうして黙って居たのよ？

詩織

さー！まなっち、聞かせてもらいましょう。

美穂

わー、なんか修羅場になってきた。

愛佳

(涙目になる愛佳)

はるちゃんから遊びに来てって誘われて、

好きなアニメの話とか漫画の話をするのかなって思っていったの。

分からないウチにはるちゃんのお父様とお母様に気に入られて、お泊まりして行けばって

お断りするつもりだったけど、是非お泊まりして行ってと言われて、断るのも悪いと思い

それで、お泊まりしただけだよ。

詩織

(全員が納得出来ない感じで、そんな事でノコノコさそわれちゃうか？軽〜)

何だか逃げきれない言い方だよね。

春菜

それで、夜は二人で燃え上がる様なエッチをしたの！

聡美

なんでさ、泊まればね。

そう言う関係になるのは分かっていたでしょう。

(本当に何も考えてないんだ？)

愛佳

でも、わたし直ぐに寝ちゃったから。

全員が

(寝たらおそわれるぞ？)

美穂

あ〜 寝ちゃったら襲われるよね。

百合

(目を輝かせながら)

それで、どうなったのかな？

愛佳

何かね？夢の中でね？

うん？見たいな？

全員が

(やっぱりノー天気で天然そのものだ！)

詩織

それってさ、はるちゃんの妄想じゃないの？

春菜

妄想？

(自信ありの態度で、思い出し笑いする春菜)

聡美

まったくも〜、妄想であって欲しいわ！

春菜

妄想なんかじゃないしっ！

まなみんはとても柔らかくて

いい匂いして

わたしわたし達は何回も

いっちっちゃったの

朝まで、求めあっで愛し合って♡

今も、思い出すと、身体が熱くなる。

まなみん♡

今度はまなみんの家で愛し合って、

永遠の誓いをしましょう。

愛佳

(苦笑い)

あっははははぁ〜

全員が

(あっはははははぁ〜じゃないだろう？)

聡美

マジ、ムカつく！

まなは本当に無防備過ぎる！

だから！いつも付け入る隙を相手に与えてるの！

全員が

(うんうん納得する。)

詩織

でも、女の子同士っていいの？

つーか

バージンはそのままなんでしょう？

それに気持ちいいの？

百合

そうね、永遠のバージンよね。

怜奈

しお、何言ってるの？

男より断然、女の子同士の方が

燃えるわよ♡

果てしない愛だもんね。

そうだよね。

ゆーちゃん♡

由奈

(顔を赤らめて)

うん、そうかも

恥ずかしい。

苺香

そうか、気持ちいいのか？

(由香里先生といずれそうなるのかな？)

聡美

それで、まなは寝てる時にされたの？

愛佳

それが、(俯いた(うつむいた)まま黙る愛佳)

全員が

(流石に目覚めるよね。)

聡美

これからどうするの？

愛佳

今まで通りにしたいな？

全員が

(それでもハッキリしないんだ？)

聡美

ならいいわそれで

私は寛大な心の持ち主だから

蚊に刺された見たいなものよ。

(今度は絶対、私がやるわ！)

春菜

か？蚊？わたしわたしは蚊扱い！

(みるみるうちに顔が赤くなり怒りモード)

まなみん！わたしわたしの関係は

友達以上恋人未満なんて言わないよね？

愛佳

(苦笑いする愛佳)

じゃーそろそろ帰ろうかかな？

全員が

(この場から逃げる気だ？)

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愛佳達の話しを聞き付けた

白川と後藤が席にやってくる

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白川

貴女達、煩いわよ

店内の他のお客様にご迷惑ですわ。

詩織

あーら

これはこれは先程はご丁寧なご挨拶を

なされた生徒会の白川さんじゃありませんの。

立ち聞きなんて、御趣味がお悪いこと。

(ほーほほほと笑う詩織)

後藤

失礼な！

貴女達の会話が騒がしいので、

聞こえてきただけですよ。

(二人の間に火花が散る)

詩織

それはそれは

失礼、致しましたのですわ。

美穂

(笑いをこらえる)

愛佳

しーちゃん、辞めなよ。

みんな仲良くしようよ。

春菜

やっぱりまなみんは優しいし

平和主義。

詩織

だって！

こいつらが！いちゃもんつけるから！

後藤

柏崎さん！

馬鹿にしてるの！

詩織

馬鹿になんかしてないし！

白川

後藤さん、もういいわよ。

貴女まで、下品になってしまうから。

それにでございますわね、嫌らしいお話は本校の品位がさがるわ。

その様な会話は公衆の面前出するものではありませんの。

以後、ご注意ぐださいませ。

玲奈

そんなに騒いでないしね！

言い掛かりしないで、

それよりも

本当は百合の話に興味があるのでは？

それに白川さんって結構

女生徒から人気があるよね。

もしかして、つまみ食いでも

してるの？

あっ！後藤とそう言う中なんだ。

白川

(顔を赤くして！)

失礼な人ね！

そそんなのしてないわ！

百合

白川さん、顔が赤くしてるよ。

やっぱり興味があるんたね。

玲奈

同類の匂いがする。

(玲奈はクンクン梨沙の香りを嗅ぐ)

後藤

斉藤さん

失礼でしょう！

玲奈

本当は仲間に入りたいんでしょう。

白川

そそのな事はありませんわ！

愛佳

ほんとに！白川さん

歓迎します。

仲良くしましょう。

(ニコニコしながら)

白川

(なによこの子は可愛いわね。)

鹿島さんがどうしてもって言うのなら

お近付きになってもよろしいわよ。

後藤

(なれなれしい子ね)

愛佳

そんな言い方しないでね。

ねっ(ニッコリ微笑む)

全員が

(わ〜、無自覚な笑顔するの？)

詩織

まなっちは？

なに媚ってるの(こびってる)

愛佳

媚びてないよ。

春菜

まなみんは優しすぎるから

心配！

苺香

あの笑顔で、仲良くなろうって

言われたら、嫌だとは言えなくなるよね。

聡美

はいはい！

そこまで、

白川さん、生徒会選は絶対に

勝ちますから！

白川

受けて立ちましたわ！

正々堂々、向かって来なさいですの。

あっ！そうだわ。

今回の事は、お兄様にご報告しますわよ。

聡美

勝手にすれば！

白川

後藤さん、帰りましょう。

それでは、皆様ごきげんよう。

後藤

はい。

白川様、かえりましょう。

(二人は気が済んだのか、帰って行った。)

・・・

白川様、日傘をしないと

この時期の紫外線は強いんですよ。

白川

後藤さん、さしてくださらない。

・・・・・・・。

(梨沙はぶつぶついいながら帰って行った。)

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愛佳達は白川さん達が帰るのを

じっと見て居た。

何故か、笑いを堪えるのに精一杯で、

クスクスと堪え笑いがして来た。

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詩織

ダメだ

(ゲラゲラと笑い始める)

さーお腹痛い！

食べよう。

聡美

(ポテチを食べながら)

とんだ災難！

愛佳

でも、悪い人じゃーないと思うけど？

春菜

わたしわたし、あの人が

まなみんを上から下まで舐め回す様に

見ていたのが気になる！

全員が

(これはもうターゲットでロックオンされたね。)

由奈

うん、愛佳さんの事を結構

見てたよね。

百合

また、面白い人と関わりあっちゃったわね。

美穂

言いたいことだけ言って帰るなんて？

苺香

面白い人ね？

玲奈

あれは、同類の匂いが

プンプンてたわよ。

まな！ロックオンされないように

注意しなさよね。

由奈

愛佳さん、可愛いから

狙われやすいのかも？

全員が(愛佳除く)

(こう言う由奈ちゃんも同類だよ。)

愛佳

えっ？

そんな感じしなかったけど？

大丈夫だと思うけどな？

春菜

まなみんは

またそんな呑気(のんき)な事を言って！

わたしわたしとても心配ですっ！

詩織

やーびっくりする程、

強烈なキャラだね。

聡美

ほって起きなさい！

詩織

そう言えば

シラス(白川)何か

変な事を言ってなかった？

お兄様に報告するとか？

美穂

しお、なにそれ

シラスって？

詩織

白川だから

シラス？

ニックネームだよ。

愛佳

また、そんなニックネームを本にの前で言ったら白川さんが怒るよ。

詩織

まなっちはシラスの肩を持つの？

愛佳

そんな事、言うのかな？

詩織

そうだ？

お兄様にご報告しますわって

なに？

百合

言ってたよね？

玲奈

サト？

何か関係があるの？

聡美

別に関係ないし

気にしないで。

愛佳

言いたくない事なら

言わなくていいよ。

聡美

やっぱりまなは優しい。

チュッしていい？

春菜

辞めて！

キスはわたしわたしだけの物！

聡美

うるさい子ね

冗談よ。

あなた達と違って

人前出するわけないてわしょう。

春菜

どこでしようと

愛し合ってるんだから

いいじゃないですか？

聡美

それより

生徒会選の話し！

春菜

スルーした！

詩織

手強いよね。

私は友達をサトに入れる様に

手回しするよ。

美穂

私もそうする。

苺香

吹部の人達に頼むね。

結構、部員が居るから票数を貰えるかも。

百合

勿論、私も友達に入れる様に頼んてみるね。

愛佳

わたしは友達が少ないから

何かお手伝いをする事があれば

協力するね。

春菜

わたしわたしも1年生の人に声掛けします。

由奈

私もはるちゃんと協力して

声掛けします。

聡美

皆、ありがとう

生徒会選は4月の終わりにあるから

それまで、協力してね。

まなは、応援演説をお願いするわ！

いいよね。

愛佳

ええええ！

そんなの出来ないよ！

聡美

文章は私が作るから

それを言えばいいだけ。

愛佳

むりむりむりむり！

詩織

男子に向かって

お願い♡

池部さんに清き一票を入れて

く♡だ♡さ♡い♡ね♡

(投げキッス)

それだけ言えば

お馬鹿な男子が入れるよ。

春菜

詩織さん

それはダメですっ！

色目をつかうなんて

良くないですし

投げキッスなんて飛んでもない

行為です！

めぐみんの可愛いらしさに

下心丸出しの男子が

本気になるでしょう。

わたしわたしそんなの心配で

絶対やですっ！

美穂

まー、サトがいつも居るから

下手な男子は、まなには近付かなと

思うんだけど？

聡美

これも、脱モブの訓練だと思って

チャレンジしなさい。

愛佳

そんなぁ〜

(目がうるうる状態の愛佳)

玲奈

私が応援演説してもいいんだけどね。

全員が

あんたはダメ！

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こうして

聡美の生徒会選挙戦がはじまったのです。

· · • • • ✤ • • • · ·

白川

まったくですわ、あの子達ときたら

お下品な会話を公衆の門前でするなんて

考えられないですの。

後藤

まったくですよねぇ！

玲奈

でもさ

割と食い付き良かったじゃん

もしかして、まなを狙ってるんじゃないの？

それもさ、白川さんは

変な噂もあるしね。

白川

まったくもう、そんな噂なんて、

ありませんわよ。

聡美

火のないところに煙は立たないとか

あるしね。

もし、まなに手を出してら

ただではおかないからね。

愛佳

だから、番宣の枠で

その話題は禁止で

あと、選挙の応援演説は

しーちゃんがやればいいよ。

詩織

はぁ〜

まなっち

あんたが主役でしょうっ！

主役がメインにならいって

ありえないですけどぉ〜

美穂

マナの魅力は、語り尽くせないよね。

百合

1家に一人まなちゃんありってね。

春菜

そんなのダメですっ！

まなみんは、わたしわたしだけの物

他の人は一切、触れたり

しちゃっダメっ！

白川

ふーんでございますわ

あなたが、鹿島さんとお噂になってる。

後輩なのですの？

春菜

もうわたしわたし達は

将来を誓い合った中ですよ。

白川

そうですの！

これから楽しくなりそうですわ。

春菜

どう言う意味ですか？

楽しくなんて？

白川

さー？

後藤

白川様

もう余りに関わり合うのは

辞めた方が良いと思います。

苺香

何か雲行きが怪しくなって来た感じ？

愛佳

学園生活をみんなで、楽しく過ごしましょう。

詩織

まなっちは脳天気な事を言ってるし。

聡美

白川さん

これ以上、荒らさないでよね！

白川

あら、荒らすなんて

そんな事はしませんわよ。

愛佳

そろそろ次回の予告しようよ。

由奈

はい、切りがないので

私がやります。

愛佳

由奈ちゃん

ありがとう。

よろしくお願いします。

由奈

次回

第27章

「生徒会選挙の応援演説と文芸部に新入生入部で、ドタバタ文芸部」

生徒会選挙戦で聡美VS梨沙

愛佳さんが選挙応援演説で

何かやらかしちゃった？

どうなるの？文芸部は？

副部長の愛佳さんは絶不調の

スランプ

もっと面白く、もっと楽しく

もっとドタバタする

2期 「モブキャラでも恋をするだからね❣️」をお楽しみにね。

· · • • • ✤ • • • · ·

詩織

まなっち、

あんたってもう

肝心か時に！

それも全校生徒の前で？

愛佳

しーちゃん、それは次の章のお話しだから

言っちゃっだめ！

詩織

うっかり内容を喋るところだった！