第4話

今日は、休み😀

セブン・スター片手に、小説を打つ。

確か、あいつも、セブン・スター、ソフトパック・・・。

昨日は、知り合い高校生のバイト帰りを、市内まで迎えに行った・・・。

隣で、犬の鳴き声と、隣人の笑い声・・・。

俺は、キーンとなりそうな、片頭痛の中、打っている・・・。

二人ほど、今年、逝った・・・。職場の同僚が・・・。職場の高齢化が目立つ・・・。

多分、二人とも、年金を貰う前に、旅立った・・・。

遠い空の向こう・・・。

一人は、割りと話す中で、もう一人は、あまり仲が良くなかった。

しかし、心には、仲が良くなかった方がひびく・・・。

スクラップの向こう側は、スクラップなのか・・・?

しかし、彼らの魂は、きっと、虹の向こう。信じてる。良く、一人は、パチンコの話しと、一人は、『矢田君はもう、結婚はしないのかい?』と、心配してくれてた。

もう一本、タバコに火を付ける・・・。ろうそくの様な、線香の様な、タバコ・・・。

タバコは、中を舞い、彼らのところに行くのかなあ・・・。

今日は、祝日・・・。スクラップ工場も、多分やってない。

高校生が、話してた。結構やんちゃな奴。

『もう、生きてたく、ないよ・・・。』最近彼女と別れたらしい。

『そうか・・・。』俺は、高校生に答えた・・・。

心の中で、(そんな、若い頃もあったと・・・)想いながら・・・。

今は、死ぬのなんか怖くないって思って、生きている。腹の中の子が、亡くなって・・・。

今日は、小説を打つ手が、遅い・・・。

洗濯物が、出来上がった。ピーピーピー・・・。

ハイアールの洗濯機が、洗濯物の終わりを告げる。

そろそろ、洗濯物を干して、明日の準備。

奴らの分、頑張ろう。49才にもなると、仲間が、ちらほらほらと、欠けて来る。

そんな事を、良く、高校生に話す。『辛いぞ。』と・・・。

奴らは、『分かった』と答える。

  でも、生きてこう。生きてる限り・・・。

  スクラップの向こう側・・・。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る