6冊目

「私、まゆのことが好き」─そんなこと、言えるわけない。だってまゆが好きなのは、野球部のあの人だから─。サイダー、スカート、おそろいのリボンに、ペディキュア。入道雲に溶ける白球のように、刹那に通り過ぎる淡い少女の恋の物語。

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