10話
心臓がバクバクしている。
ドキドキが止まらない。
「俺は・・・」
俺は実の姉とキスをしたのか
「ゆ、優。お願いだよ!!これからはお姉ちゃんだけを見てほしい」
手を繋いで、視線が口と顔の少し下に向く。
やばい、実の姉で興奮するなんて、
優は知らない。姉はずっと弟のことを意識しており、家の中でも常に裸だったり、だらなしないような生活はせず、優に見られたい、かつ、女として見られる意識をするような生活をしていた。ことに
「駄目??」
お姉ちゃんは可愛いく、いつもの元気の姉から想像も出来ない誘う言い方。
・・・本気が伝わってくる。
「・・・私は優を一人にしないし、ずっと本気だったの」
思い出す、騙された過去、そして姉との楽しい思い出・・・それはここ数日じゃなくて、ずっと前からある記憶・・・
あとさっきの出来事で頭が
「じゃあ、もう一度するね」
そして、思わず俺は姉のゆっくり顔を寄せてくるのに対して自分から答えるようにキスをしてしまった。
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