(三)-2
マンションに到着すると、すぐに電話があり、部屋番号を教えられた。
北郷はエレベーターに乗る。六階で降りた。
部屋の前に来た。ドアを開けた。すると鍵は開いていた。
部屋に入り、玄関ドアの鍵を閉めた。
そこはワンルームの殺風景な部屋だった。窓際にはベッドが置かれていたが、シーツはかけられておらず、掛け布団だけしか乗っていなかった。枕もない。
シンクのそばの壁際には冷蔵庫があった。中を開けてみたが何もなかった。
(続く)
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます