トイレの我慢で亡くなったティコ・ブラーエ

16世紀の貴族であり天文学者。当時としては断トツの天体観測技術を誇っていた。デンマークの有力な貴族の家系で生まれたティコは、高等な教育を受けていた。なかでも天文学と正確な観測器具の製作に関心を持つ。望遠鏡を使わない肉眼による天体観測をした最後の人物で、天文台を建設したりと天文学界に大きな貢献をした。彼の死因はトイレを過剰に我慢したからだとされている。晩餐会に主席したティコであったが、とても尿がしたくなった。皇帝の前だったので我慢することに。ところが、いざトイレに行くと排出に伴って激痛がある。11日後には膀胱破裂で亡くなった。最近の研究では弟子に暗殺された説があるそうだ。1901年と2010年に墓を掘り起こして検視された結果、高濃度の水銀が検出された。真実は謎である。

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