世界が豹変しモンスターが出現したので、共存を目指します

猫島フィン

プロローグ(三人称視点)

『快翼18年4月8日のニュースです。


 3日前の4月5日13時頃、突如として判明した隕石の飛来についてKASAは、隕石自体はどうすること もできないため、人類の火星への移住を6月20日から4月20日へ前倒しにする、と発表しました。


 しかし専門家は、遅くとも4月12日には隕石が落下するものと思われる、と述べ、…』


 そんな朝のニュースを見て、富川とみかわ しょうは落胆していた。


「なんだよ、せっかく今日から高校生だってのに…。

 てかなんだよどうすることもできないためって…!

 どうにかしろよ!!」


 つい3日前判明した隕石の飛来によって地球が滅びてしまうと世間が騒いでいる中、その騒ぎによって学校が臨時休校になったことを悔やんでいるのがこの男である。


「まぁでも、隕石落ちるなら早く落ちてくれないかなぁ〜。ふぁ〜あぁ…」


 その時だった。


『ヴォーン』『ヴォーン』『ヴォーン』


 けたたましいブザー音とともにこんなニュースが入ってきた。


『速報です。

 隕石が3時間後に落下するとのことです。

 いますぐに避難を開始してください。

 私達も避難します。

 みなさんのご無事を祈っています。

 それでは!』


「えっこれ落ちたの俺のせいじゃね!?

 言霊!?恐っ!

 みんなごめん!」





隕石飛来まであと3時間…







−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 誤字や脱字、表現のおかしなところは見つけ次第直しますが、見つけた場合は教えていただけると助かります。

 何卒よろしくお願いいたします。

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