第47話

実家は今ゴミ屋敷になっている。


虫は飛び、腐った生ゴミが大量に溢れている。


「ちょっと、あんた達捨てて来なさいよ!!」


「いやだよ、私も触りたくない」


「私も!!」


「私は忙しいんだから!!」


「忙しいって言っても、私たちより早く帰ってるじゃん!!」


「そうだよ!!お母さん。」


「・・・っ、」

優が祖父と祖母の家に行ってから、家のことは誰もやらなくなった。


そして、3人はもし自分が始めたこれからも押し付けられることを感じて、余計に誰もしなくなっている。


  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る