第24話

お母さんはお父さんの写真に手を添えてる。


「アンタもやりなさい」


「はい」


感謝なんてない。早く○んでくれてありがとうと思うくらい。


あなたのせいで、俺は友達と関わる機会も減り、家族が理不尽な罵倒を毎日浴びせられて、酷い父親だった。


【お前は、何も出来ない!!何一つ出来ない!!】


父親は本当に同じようなことを言いまくって、


【俺は世界に見張られている!!】


陰謀論を唱えまくる。


そんな叫んだりしたらそりゃご近所様に見張られるよ。


あぁー!俺が止めさしたかった。

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