靴下

 いつも一緒に過ごしていると

 たまに離れたくなる時がある


 自分からは言い出せないから

 その時が来るのを待っている



 いざその時が我が身に来ると

 やっぱりひとりが楽だと思う


 ただそれはいっときの感情で

 心はすぐに穴を埋めたくなる

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