ここではパトリア　AMVについてとその他の車輌について色々書こうと思う。

まずはパトリア　AMVについてパトリア社は

「現代の戦争と複雑な環境において、高い機動性、防御力、火力を備えた、極めて機動性と防御性に優れた装輪装甲車両の必要性が高まっています。

Patria AMV XP 8x8 は、最先端のモジュール式で堅牢な装輪装甲車で、優れた火力、防御力、機動性を備えています。当社の戦闘で実証された AMV ファミリーは、さまざまな作戦で経験を積み、国家と兵士を守るための信頼できるソリューションとなっています。Patria AMV XP は、主権が危機に瀕している状況で生じる要求に対応する、費用対効果が高く将来性のあるソリューションです。」としていてまた

モビリティ・性能に関して「優れた生存性

AMV XP は、最高レベルのモジュール式防弾性能を備え、最先端のアクティブ防御システムの可能性を備えています。AMV XP を使用すると、兵士は IED や NBC から保護され、モジュール式でスケーラブルな防弾性能を備え、K5+ レベルまで対応し、STANAG レベル 4a/4b を超える地雷保護も備えています。AMVXP の最適化された形状、低いレーダーおよび熱シグネチャにより、AMV XP の優れたステルス機能が実現します。

比類のないモビリティ

AMV XP は、最先端の完全独立型ハイドロニューマチックサスペンションシステムと、オフロードでの高速走行を可能にする極めて強固なシャーシ構造を備えています。AMV XP の使いやすく比類のない機動性は、高性能なドライブラインと優れたサスペンションの組み合わせに基づいています。これは、大きなホイールサイズと CTIS による低接地圧、ランフラットシステム、オプションのリアアクスルステアリングによってサポートされ、操縦性が向上しています。AMV XP は、水上横断や水陸両用上陸作戦のための水陸両用機能を備えています。

火力

Patria AMV XP のプラットフォーム特性により、ターゲットを迅速かつ正確に攻撃するために必要なあらゆる兵器システムを使用できます。AMV XP は、中口径兵器システム、最大 120 mm の直射砲システム、Patria NEMO 120 mm 砲塔付き迫撃砲システム、対戦車ミサイルシステムまたは対空ミサイルシステムの統合に最適です。AMV XP は内部容積が大きく、積載量が多いため、ミッションのニーズに応じてすべての兵器システム、弾薬、乗組員の装備を運ぶことができます。

ネットワーク化された相互運用性、オープンアーキテクチャ、IoT ソリューションを備えた完全にデジタル化された車両データおよび制御システムと組み合わせることで、部隊は目標を達成するための最良のプラットフォームを利用できるようになります。AMV XP の電力生成は、車両のデジタルバックボーンとともに、C4I、戦場管理および状況認識システム、状態および使用状況監視システム (HUMS) の将来の要件に合わせて測定されます。

多様なミッション要件と急速に変化する環境により、機器を常に最新の状態に保つために継続的かつ効率的な製品開発に取り組むことが重要になります。Patria AMV XP は、今後数十年にわたって最適な選択肢です。当社は、将来のニーズに応える信頼性の高いメンテナンスサービスを保証します。機器の重要なミッション要件が何であれ、AMV XP を使用すれば、明日に備えて今日から準備を整え、ミッションを達成できます。」というのがパトリアのHPの内容です。

このことからもモジュラー構造を持った非常に多種多様な構造を有した優秀な装甲車輌であることがわかると思います。

派生型について派生型については上記にもありますが、パトリアジャパンが創設されていること、「日本製鋼所と強力なパートナーを締結します」とされていることからもある程度、共同開発等もあるのかもしれません。

　次に重装輪車、またはその派生型についてですが重装輪車は12式シリーズのキャリアーやレーダー装置、または重装輪回収車、03式地対空誘導弾(改善型含む)その一式のシステムとして使用されている。最新型の12式地対艦誘導弾　能力向上型のキャリアーランチャーは10mをはるかに超えるものになるようで非常に大型なセミトレーラー型である。

12式地対艦誘導弾　能力向上型はまもなく配備され射程1000kmを誇る長射程ミサイルとなる。中距離弾道弾並みの射程を誇る純国産の巡航型ミサイルとなる。