第3話

私は、友達の言うように恋が芽生えるのかと思っていた。

だが、そんなことはいつまで経っても起きる感じはしなくて、いつも通りのままだった。


私は思った。やっぱり恋人いる意味はないと、


だから別れを告げた。


ーーーー


優に無視されるようになった。


いや厳密には挨拶とかはするけど、別れたのが気まずいらしい。


確かに私も最初の頃は何を話せばいいか分からないし、罪悪感もあって話しを出来なかったけど、こんなに長く続くとは思わなかった。


友達の仲には別れても直ぐに元関係に戻る人も居るのに、


ずっと一緒だった私達がそうじゃなかった。

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