　近未来のＳＦ作品でしたが、読んでいて遥か昔小学６年の国語の時間作文を書かされたのを思い出しました。

　私達の生まれたのは１９５１年で、２００１年の２１世紀に５０歳になりました。

　作文の題は『２１世紀の僕(私)』で、夢を膨らませ書きました。

「家の前の道路は綺麗に舗装され、南の山裾には高速道路が通りエアカーがはしって居ます。

　僕は、会社を立ち上げ社長で仕事を頑張って居ます」

　と言った内容だったと思います。

　砂利道が舗装されたのは、作文の２年後、高速道路が通ったのは２１世紀になる数年前でした。

　残念ながら、エアカーは未だに走って居ません、これはハズレました。

　社長になったのは、２１世紀を１０年程経ってからで、少しハズレですが書いた当時は荒唐無稽の絵空事だったのに、思い出してみると、改めて子供の想像力(私の)凄い。

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