図書館で気がついたこと

今日は図書館へ行ってきた。

夏休みシーズンが終わったから空いているかなと思ったけれど、想像以上に混んでいたので、読みたい本を借りるだけ借りて帰ってきた。


本を借りた時だった。

「貸出お願いします」

「お預かりします……9月18日までです」

「あっ」

「なにか?」

「いえ、ありがとうございます」

なんて会話があった。

9月18日……あと二週間で9月18日なんだと思って、思わず「あっ」と声が出てしまった。


9月18日は私の誕生日の前日である。つまり、あと二週間で歳を重ねるのだ。

歳を重ねるのが恐ろしい。23歳になるのが恐ろしい。


22歳は結局なにもできなかった。しいて言えば、ライトノベルの新人賞で一次選考を通過したくらいだろうか。でも、本当にそのくらいでなにもできていない。

あと二週間でなにか大業を成し遂げられるかと問われると、それは難しい話だろう。


22歳の自分よ、なにをしていたんだ。

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