元カノ視点

今、優は女の人を触ろうとしていた。

明らかに優は別に好みとかじゃない、

めんどくなって、もう痴漢でいいや、と思ってる。

「・・・お願い、優それだけは辞めて」

その冤罪で、苦しめたの私だよ。分かってるよ。でも、辞めてよ。

「・・・」

私は元カノだし、私がそんなことをさせそうになった原因なのは分かるけど、

「お願い、優それだけは辞めて」

痴漢は最低なことは変わらないし、優にそんなことをして欲しくない。それに私以外触ってほしくないし、

もうあのトラウマにこれ以上深くなりたくない。

色々な思いが元カノ頭を巡っていた。

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