ラーメン屋の話。

ラーメン屋で疑問に思うことがある。


なぜラーメン屋は腕組みして写真に写ることが多いのか?


頭にタオルを巻き、少し睨むような厳しい表情で腕組み。他の飲食店であれば、お客様の前で腕組みは失礼、柔和な表情でなど注意されそうだが。


少し調べたところ、これは店主というよりもカメラマンやデザイナーなどの演出が始まりこようだ。


今は亡き「ラーメンの鬼」と言われた有名ラーメン店主の方がいた。白いコック着で写真撮影をする際、全体的に白くなりすぎてしまい、あまり写真が映えない。そこで腕組みすることで写真に写る白の割合が減り、写真映えする1枚が撮れた。そして腕組みと合わせて厳しい表情で写ることで、「ラーメンの鬼」というキャラも分かりやすく伝わる。


これを他のラーメン屋でもリスペクトして真似し、いつしかラーメン屋=厳しい表情で腕組みというのが定着していったようだ。


なるほど、調べてみたら意外な理由でなかなか面白い。


ラーメンの鬼=お客さんに愛想を振りまくことなく、厳しく物を言うというのがある程度浸透していたから、ラーメン屋は腕組みで無愛想が受けいられたというのもあるのだろう。


でも店内に書いてあるポエムみたいなやつはなんなんだろう…。




  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る