中学校から付き合ってた幼馴染が偽だったらしい。

激 辛

第1話

中学から付き合っていた、俺達の関係はもう4年になる。


「実はね。優」


「何?」


「私、嘘こくだったんだよね」


「え、」


「・・・ごめんね。実はあれはドッキリでね。ついにじゃんけんで勝てたの」


「ど、ど言うこと?」


「じゃんけんで負けたら嘘こくする約束で、それからも1ヶ月続いて負けたら続ける約束でね。今日負けたんだ」


「ちょ・・・なんだよ。それ・・・いきなり、そんなの意味がわからないよ」


「そうだよね。でもごめんね。優。別れよう、いや最初から付き合ってなかったから」


「・・・ドッキリだよね」


「ドッキリだったんだよ。じゃあ、私これから予定あるから」


「え、あ」


俺は本気で彼女を愛していた。だから唐突に出されたこの事実に俺は受け入れることができなかった。



_________

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る