呑気な遺言状

木ノ下 朝陽

贅沢な遺言

私が此の世を去る時

棺には、高値い花は要らないから

私が生前に愛した言葉の数々を

取り敢えず、見当たる限り入れて欲しい

大好きな言葉達に囲まれて、私は永遠の眠りに就いていたい



(2023-09-06)

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