8.空虚
.
───同級生皆でタイムカプセルを開け終わった後、家に帰った時には私の目は充血していて、目の中に光なんて少しもありませんでした。
「ねぇ。死んでから、アナタは何処にいるの?」
「アナタは今、どうしているの?」
「もし、私を今見ているのなら、こんな私を見てアナタはどう思う……?」
独り言を呟いてから、しばらくして私は机に向かって1通の手紙を書きました。
そして、手紙を書き終えて私はすぐに家を飛び出しました。
.
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます