第32話

何時間も重く感じる。


本当は早く終わって欲しくないと考えているのにあっという間に終わり


また来たい、いつまでも居たいと思う場所なのに



地獄のような時間だ。


目に見えるリア充が苦しい。


子供たちを見ると、自分の思い出の場所が汚されたように感じる。


吐き気がする。


「・・・大丈夫??優君。休む?」


「いや、遊ぼう」


むしろ、二人で休む方が地獄だ。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る