第50話
学園を見学してから2日たった朝早くに電話がなる、こんな朝早く一体誰からだ?
「あーすまないが勇斗の電話でまちがいないか?ワシだ、家具が出来たから朝早く悪いとは思ったんだが」
電話の相手は、以前家具の作成を依頼した源じーさんだった。電話に気づき咲希もこちらの話に聞き耳をたてている。俺は咲希にも聞こえるようにスピーカーに変えた。
「おはようございます。ありがとうございます、家具が出来上がるの楽しみにしていました。可能なら今日見に行ってもいいですか?」
「もちろんだ、ワシの自信作だからな。ぜひ見に来て使ってやって欲しい。久しぶりに気持ちが乗ったいい仕事が出来たワイ。それと、嬢ちゃんのもちゃんと作ってあるから一緒に来てもらったらいい」
「源様ありがとうございます、ぜひ行かせていただきます」
「なんじゃ、一緒におったのか。ほほー本当に尻に敷かれとるんじゃないか?まー幼くても女じゃしの、仕方ないのかもしれんな」
「一緒にいるのは、まだベッドが無かったから一緒に寝るしか無かったからです。でもこれからは、別々で寝れるので尻に敷かれることはないですよ」
「そうかそうか、店は開けとくから今日ならいつ来ても大丈夫だぞ、来るのを待っとくぞ」
通話が終わり、出来上がった家具がどんなやつか期待していると咲希の目が虚ろになっていた。
「おっ御兄様、わっ私と寝るのは実は嫌でしたか?迷惑だったのでしょうか?もう、私と寝てくれないのですか?」かなり落ち込みながら問いかけてくる
「めっ迷惑とか嫌だったとかそんなこと無いから安心して大丈夫だから。年下に尻に敷かれるとか情けないかなとおもって言っただけだから。別に咲希が嫌とかじゃないからな。咲希が寝たいなら一緒に寝たらいいんだから」
俺の言葉に顔が一気に明るくなり顔に手を当てながらキャッキャしている。ヤバっ余計なこと言ったかも
「ありがとうございます御兄様、それではこれからも一緒に寝ましょうね。もちろん一人で寝たい時があればそのようにしますから」
良かった、一人で寝るのは駄目とかじゃなくて
「さっ御兄様マッタリしていたいですがそうもいけませんね。さっそく朝ご飯など終わらせて見に行きましょ。家具の運搬はこちらで手配しておきますので安心してください」
そうだな、俺自身も出来た家具は、楽しみで仕方ないし早く用意して見に行こう。
ただいまカクヨムコンにラブコメと異世界ファンタジーで参加しています。初めての参加ですが、次へのモチベーションなどを上げるために少しでも順位を上げたいのでフォローや面白いと思えたら星やレビューを少しでもいただけたら歓喜のダンスを踊って次の話も頑張れます。皆様の応援お願いします。最近調べたら下の下でまだまだ稚拙な作品だなと理解しつつ諦めず書いてやろうと奮起しております。知り合いの方が書籍化など羨ましい努力の結果が出ているので負けていられません。皆様の協力お願いします。こんなふうにしたほうがいいとかあればぜひ参考にします。
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